まるで梨のよう?「聖護院大根」
雪がとけかかったかと思ったらまた降り出した那須高原。
今も雪が降っていて、一面真っ白。今日の雪はちょっと重めかな?
昨年夏から初秋にかけて種まきした大根。
12月上旬くらいまでは畑で収獲して、洗って出荷します。
ここ那須は結構寒くなるし、ご存知のように雪も降る。そして今年は例年以上に寒い(と思われる)ので、畑に大根を放置しておくと、地上に出ている部分は凍ってだめになってしまいます。
でも真冬でも大根食べたいし、そもそも大根は冬野菜の定番。
だめになる前に一度畑から抜き、首の部分もうまるように畑に埋め戻します。
ちょっと見た目よろしくないですが、埋め戻した大根を3こ掘り返してみました。
右側の一番下の大根がわかりやすいですが、上3分の1ほどが緑かかっていると思います。この部分が普通に育てると地上に出ている部分。このあたりが寒さにあたって凍ってとけてを繰り返してどんどんくさっていきます。
上の方の葉だけ見えているのは首まで全部埋めてある状態。こうすることによって、土の温かさで寒さから大根を守ってくれます。
実は2週間ぶりくらいに掘ってみました。
いくら土にうめているとはいえ、寒さが続くと土も凍ります。
大丈夫かな?と切ってみたところ・・・
みずみずしい大根!
食べてみると、
「ジューシー!」
「シャキシャキ!」
「あまぁぁぁい!」
「まるで梨みたい!」
ということで今日のタイトルです(笑)
思った以上の味に感動。
聖護院大根なので煮物向けではありますが、サラダや大根おろしでぜひたべていただきたいなと。若干ですが、スが入った感じの部分もあるかもしれません。けど、それを感じさせない味です。
埋め戻しておらず、普通に収獲された大根でも、今時期のものは甘みが増しています。大根独特の臭みもあまり感じません。
ぜひ冬の大根を「生」でお試しください!
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