凍み白菜販売中!
そもそも「凍み白菜」ってなんなのかと言う話なんですが、まずはこの地域の白菜の栽培スケジュールをご紹介。
種まき・・・8月初旬〜中旬(お盆あたり)
畑に定植・・・9月初旬〜中旬
収穫・・・早生だと10月初旬から、中生や中早生だと10月下旬あたりから
こたろうファームでは早出し用に早生とトップシーズン用に中生を作ってます。
見た目では区別つきにくいですが、早生は2キロ程度の小ぶり。
白菜って冬野菜なので、秋から真冬にかけて販売してます。真冬も売るんですが、畑に放っておくと氷点下が続くので、さすがに傷んできます。
これは11月上旬に初霜が降りた時の白菜。まだ青々としてます。この冷え込みが続くと「凍害」と言って細胞がやられ、少しずつ外葉や先端が茶色くなります。つまり凍みていくわけです。
その凍害から少しでも身を守るため、白菜を紐で縛り上げ、中まで凍るのを防ぎます。この写真は縛った直後。
奥に見える白っぽい白菜は早生、凍害で収穫しても商品にならないので春の菜の花用にそのまま放置。
菜の花の話はまた後日、、、
この縛った白菜、しばらくするとこうなります。
一見、これもう食べられないでしょってな感じですが、傷んだ外葉を丁寧にむくと、
あらま、綺麗な白菜になります。先端は多少傷んでますけどね。
凍みて、溶けて、凍みて溶けて繰り返していくうちに、どんどん甘みが増して美味しくなります。
凍み白菜の完成(?)です。
この白菜、あんなに傷んでたとは思えないくらい美味しいのです。
トロトロになるまで煮込んだスープ。鍋でもトロトロになるまで煮て。白菜な甘みがより一層引き立ちます。
おすすめレシピは
絶品です!是非お試しくださーい!
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